うつ病の療養 ②急性期

うつ病からの回復には時間がかかります。回復には個人差がありますが、共通する経過もあります。
どなたにも共通する経過が、「少し良くなったかと思うと、症状が逆戻りしたりする」です。良くなったり悪くなったりを繰り返しながら、少しずつ回復していきます。
症状には回復する順番があり、多くの患者さんでは最初に気分が改善し、睡眠障害や食欲もこれに伴って良くなります。気力が回復するには時間を要します。

生活リズムを取り戻すことが大切です

「何もする気が起きず一日中寝てばかりいる」状態から「昼は起きて、夜は寝る」という生活のリズムに変わってきます。食欲も少しずつ回復してくると思います。
最初のうちは、まだ疲れやすく、家の中でゴロゴロしている時間の方が多いかもしれません。それでも、少しずつ気力が戻ってきて、テレビを眺めたり、散歩に出てみようと思う気持ちになってくると思います。

一方で、散歩に出かけてみたら予想以上に疲れて落ち込んだという話もお聞きします。そのような出来事があると不安になると思いますが、焦らずに身体の声を聴きながら過ごしてほしい時期です。
散歩を上手に取り入れて、生活リズム意識して過ごす中で、日中横になっている時間も少なくなっていきます。

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